聞いてくれっ!!!!
今回の期末試験の結果、思いのほかよかったんだ!!!!!!!
歌仙にもみんなにも褒められたし、リヴァイもがんばったじゃねーかと言われたし、幼馴染にも やるじゃん って言われたし、あとマコちゃんに報告したら一緒になって喜んでくれたしバンバンザイだ!!
来週のクリスマスは期待できるなこりゃ・・・😀ニヤリ
鯰尾「薬研のおかげですけどねwww」
明石「やりますやん・・・w」
浦島「小学生のおかげwww」
蜂須賀「こら、笑うなんて失礼だよ浦島。誰のおかげだろうと、がんばったのは主の実力だから・・・ね、主?」
うっ
SUKI・・・
はっちSUKI・・・
まー「はっち・・・ありがとっ (´;ω;`)ウッ…」
蜂須賀「はっちはやめてくれ(真顔)」
小烏丸「ふむ。蜂須賀のいうとおりだ。がんばったのはそなただ。よく努力をしたの、えらいぞ」
お年玉は期待してもよいぞ
とパパ上が言うからめっちゃ浮かれた!!
パパ上、すげぇオバケかと思うくらい童顔だけどめっちゃいい歳だしお金持ちだからな!!
これは期待できるぞ!!
もしかして一千万くらいはくれるかもしれない・・・ゴクリ・・・
光忠「はいはい、いい点数取れて嬉しいのはわかるけど手動かしてねー」
まー「うむ・・・」
今はパーリーの準備中なのである。
みんなで飾りつけしたり、御馳走作って運んだり大忙しだよ。
え?
なんのパーリーかって?
クリスマスじゃないんだぜ・・・?
なんだと思う・・・?
さお「オードブル出来たよ~」
まー「おぉ!!美味しそうだな!!」
歌仙「初めてゴーヤチャンプルーを作ってみたよ」
光忠「魚料理もたくさん用意したよ」
小豆「でざーともあるぞ」
乱「わぁ💖美味しそう!!」
前田「きっとお二人も喜んでくださいますね!!」
そうなのだ。
今日は、我が家に新しい 新入社員・・・
もとい
新しい家族が増える日なのだ!!!
もちろんみんなはお仕事というか、守護聖みたいなもんで大事なお役目なのだけど
生活を共にしていて家族の一員だからな!!
家族として迎えるぞ!!!
だから今日は新しい家族の歓迎パーリーをするのだ。
お迎えは盛大に、ね!!!
(ひとりは沖縄出身で・・・)
(ひとりはネコのようなチンピラだって)
(プププ、おもしろいwww)
(楽しみだなぁ)
(鶴丸は手品の練習してるし)
(出し物の練習も各自してるよw)
ガラリ
陸奥守「今帰ったぜよー!ふたりを連れてきたがよー!!」
あ!!!
お迎えのむっちゃんが!!!帰ってきた!!!!!
みんなでクラッカーを持って 走って玄関に向かう。
パンパンパーーーーーーーン
「「「「「「「いらっしゃい!!!!!!!」」」」」」
2人とも目玉を丸くさせてビックリした後
なんだか少し緊張がほぐれたように笑った。
ちなみに私は中国の謎のかぶりものをしているし、鶴丸は大仏だし、三日月は馬だし、太郎はマツコデラックスである。
ふむ、さすが我が家族・・・
なかなかに攻めている・・・
まずは広間に案内し、みんなで拍手で出迎える。
とてもよい歓迎ムードである。
テーブルにならんだ御馳走や部屋の飾りを見て二人もなんだか嬉しそうだ。
長谷部「これより、新しい家族の歓迎パーティーを行う!!」
司会の長谷部が仕切りだした。
ヒゲメガネみたいなふざけたのつけてるのが全然面白くないしむしろウゼェ。
本人は面白いと思ってんだろうな・・・。
長谷部「詳しい規定などはのちほど。まずは我らが守るべき主を紹介する」
まー「主とかいいよ、ほんとそれもうやめよ、紛らわしいし名前でいいから!」
さお「二人とも主だもんね、名前でいいよ」
長谷部「了解しました。では主のさおり様とまなみ様だ。しっかりご挨拶するように!」
まー「かたいかたい!!誰だ長谷部に司会やらせたやつ!!逆に緊張するわ!!」
さお「様とかいらないからぁ!!😫」
長谷部「主のお二人より一言・・・」
まー「だからかたいって言ってんじゃんwwwせっかく和やかムードだったのにぶち壊しだわ!!」
長谷部「一言お願いします!」
まー「はー、もう・・・さおちゃん一言頼むだよ・・・和やかにな・・・」
さお「え?私?わかったよ。初めまして、私がこの家の当主のさおりです。まだ高校生で未熟ではありますが先代に代わりこの命を拝借いたしました。ともに戦い世界を守りましょう。宜しくお願い致します」
まー「・・・うん、かたい。かたい挨拶やめよ・・・?余計緊張するよ・・・?」
さお「・・・最初だからちゃんと挨拶したけどね!!私たちみんなお二人を家族だと思ってますから、どうぞ本物の家のように気楽に暮らしてください!はい、まぁちゃんも何か一言言って!」
まー「今日からアタシが可愛い妹になる、喜べ」
師子王「それ嬉しくないぞー」
師子王のツッコミでやっとみんな笑顔になった。
なぜ最初から師子王が司会やらんかったんだ・・・もう!
2人を見ると、白い髪のネコっぽい子は緊張した面持ちで、髪の長い方は穏やかに笑っていた。
さお「そんな緊張しないで!えーっと、そうだ、名前まだ聞いてなかった!!」
そうさおちゃんが言うと、髪の長い方がフワッと笑って
「主がイェーンダーでちゅらかーぎーな二人でうみなーくやっさー」
ざわ
うむ、さすが沖縄出身者。
誰も方言がわからない。
その場はざわついた・・・w
千代金丸「あれ?ヤマトの言葉にしないと伝わらないか」
さお「あ、普通の言葉もしゃべれるんだ!よかった!」
千代金丸「俺は千代金丸。ヤマト生まれの琉球育ちだ。まぁなんくるないさーだ。よろしく頼む」
まー「あ、SUKI・・・」
さお「好きそうだねきみ・・・」
まー「SUKI・・・」
この穏やかな感じ・・・
控えめに言って大好きです・・・
加州「好きって何さ!俺は!?俺のこと愛してるでしょ!?」
まー「ちーん」
加州「無視!!しないで!!!!」
さお「あ、じゃあ、隣のあなたも自己紹介してくれる・・・?」
その言葉で猫っぽい子が にゃ! ってビビりながらおずおずと自己紹介を始めた。
南泉「ないせんいちもんじと書かれていることもあるけど、無い銭じゃ縁起が悪いのか、なんせんって呼ばれてるなぁ。剣の腕は猫の爪級・・・触れるもの真っ二つだ・・・にゃー!こ、これは呪いのせいだにゃ」
まー「呪いってなんだwwww」
さお「え・・・?まさかヴィランの個性・・・?」
まー「あーありえる、猫になっちゃうやつ」
南泉「ちがう!にゃ!俺が剣の特訓をしてた時にたまたま猫が飛び出してきて・・・真っ二つ・・・にはしてないが剣をギリギリカワわした猫が怒って呪いをかけたんだ・・・にゃ!」
まー「その猫間違いなく個性持ちでしょwww」
さお「校長もネズミだからね・・・」
まー「とにかく猫なのはわかったし控えめに言ってSUKI」
さお「またスキ出た!!!」
和泉守「みんな好きじゃんじゃねーか!!」
まー「この下っ端のチンピラ感・・・たまらん・・・SUKI・・・」
厚「よくわかんねーけどよかったな大将!!」
まー「うむ、とても良き👍」
長谷部「では宴会をはじめましょうか」
さお「そうだね、お腹すいた!2人とも、たくさん食べてね!!」
千代金丸「ゴーヤーチャンプルーだば!作ってくれたのか」
南泉「美味しそうな魚料理だ・・・にゃ!」
五虎退「カワイイ・・・猫さんです😊」
秋田「やっぱりお魚さんが好きなんですね・・・!✨」
こうして新しい家族が増えて楽しい宴会もできました!!!
クリスマスも近いのにその前にもパーリーできるなんて最高だね😊
あと新しく来た二人めっちゃ好きなタイプだったし嬉しい😊
みんなの出し物も楽しかったよwww
今日からまた一段とにぎやかになる我が家なのでした!!(家事が大変だ!)
楽しいパーティーが終わって
千代金丸さんも南泉さんもすごい楽しそうにしてくれてたし
今後がすっごい楽しみだなって思っていて。
お風呂入って寝る準備をして
携帯にメールが届いてることに気付いた。
(誰だろう)
何気なく開くと
白石くんからのものだとわかり ドキッとした。
(・・・どうしよう)
(あれからもう本当にまともに顔もみれなくて)
(・・・メール見るのが怖い)
そう思いながらも、無視するわけにもいかないので
私は意を決して メールを開いた。
『さおりちゃん、こんばんわ。突然やけど、クリスマスって暇?今年土日やしもし空いてたら会えへんかな?』
(・・・・・・)
ついに来てしまった。
(もし次に二人きりに慣れるときがあったら)
(・・・ちゃんと話そうと思ってたんだ)
私は彼に 言わなきゃいけないことがある。
『日曜日の午後なら部活早く上がれるから大丈夫だよ』
そう送って
嬉しそうな返信のメールを見て また心が痛くなるのだった。