クロスオーバー54【さおり/まなみ】

学園祭2日目!
今日は大忙し!!

 

まー「ねぇ、今日って時間ある?」
さお「何の時間?」
まー「一緒に色々見て周りたいんだ、クラスとか部活の出し物一緒に見に行こうよ」
さお「あ、いいね。でもちょっとしか時間取れないなぁ、生徒会もクラスも部活もあるし」
まー「じゃあ今日と明日で計画的に周るのはどう?明日は時間取れる?」
さお「うん、少し見る時間あるよ」
まー「じゃあそうしよ」

 

部屋で着替えてるときにまぁちゃんとそんな会話をして
朝食を食べて家を出る。
今日は清光たちも一緒に登校だよ!

 

清光「あー、朝練ないって最高!毎日一緒に登校したいよぉー」
安定「部活辞めて一緒に登校してろブス」
清光「は?」
安定「なんだよ」
堀川「今日は二人ともクラスの出し物にいるの?」
さお「私は少し生徒会の仕事と、部活の出し物にも顔出すよ」
まー「アタシ、クラスだけだわ、でも宣伝係だから看板持ってウロウロしてて教室にはあんましいないかも」
堀川「そっか。さおりのクラスはお化け屋敷だったよね?部活は何やるの?」
さお「部活はね、VS嵐ならぬ、VSバレー部をやるよ!」
まー「楽しそうだよね~、キッキングスナイパーとかやるらしいよ、絶対行くわ、木兎と勝負すんだ」
さお「うん、楽しいよ、ぜひ来てね!」
清光「絶対行く~!さおりがいる時間に行くからね♡」
安定「むしろさおりいないならいかないじゃん」
清光「行く意味ないじゃん。あーあ、俺も一緒に色々周りたかったけどクラスも部活も忙しいんだよねぇ・・・」
さお「剣道部、ラーメン屋さんだっけ?」
清光「そうそう、もう3日前からスープとか仕込んでるからねぇ、本格的で美味しいよ。俺たちほぼ剣道部にいるから」
まー「ラーメン食べに絶対行く」
さお「それはもう絶対行くよね」
清光「待ってるよ~♡ただでいいからね!あとチャーシュー大盛にするから!!」

 

やったぁ、ラーメンすごい楽しみだなーとか思いながら
久々にみんなで楽しく登校した。
今日も楽しい1日になりそうだなー!!

 

 

「ねぇ、変じゃない?」

 

そう聞くと、大丈夫やで!って楽しそうに姫子が笑った。

 

さお「これでお皿数えてればいいんだよね?」
姫子「せやで!井戸のところで数えとって!そんでアタシが後ろからニャーーー!ってな!」

 

うちのクラスの出し物、お化けやしき。
クラス全員がなんかしらのお化けの格好で出ることになっていた。
私は生徒会の方も行くし部活もあるし、あまり過度なメイクはせずに浴衣を来て髪を下して お皿を数えるお岩さんの役。
姫子は猫娘に変身していた。似合って可愛いよ!

 

姫子「ほな、教室戻ろか!みんな待っとるで!」

 

姫子と一緒に女子更衣室から教室へと戻った。

 

 

ガラリ

 

 

教室を開けると 私たちに視線が集まった。

 

亮「お、戻って来たな」

第一声を亮が言えば

ヒノエ「ひゅう♪似合ってるぜ、姫君たち♪」
黄瀬「めっちゃ可愛いっす!さおりっちの浴衣姿、ヒメコっちの猫耳、めっちゃ可愛いっすよ~!」
田所「ガハハ!いいじゃねぇか!」

 

ヒノエくんと黄瀬君と田所くんが褒めてくれた。
この三人は本当にいつも優しくてたくさん褒めてくれるんだ。

 

武田「うんうん、いいね。じゃあみんな揃ったから、準備を始めようか。自分の持ち場の時間をもう一度確認して、ケガのないように安全に頼むね。僕はバレー部の方にも顔を出しているから困ったことがあったら第二体育館とか探してみてね」

 

武ちゃんの一言で今日の準備に取り掛かる!

 

(えっと、私は朝一でオバケ役で、午後から今度は受付で・・・)
(その間に部活も行かなきゃだめだし、生徒会室も行かないと)
(まぁちゃんとも約束してるし忙しいな)
(衣装浴衣だからバレー部の方行くときには髪まとめるだけでいいや)

 

学祭っているだけで楽しいな、と自分が出る井戸の作り物を確認していたら・・・

 

澤村「前!浴衣いいな!」

 

澤村くんがやってきた!

 

さお「アハハ、ありがとう!澤村くんも似合ってるよ、赤鬼w」
澤村「はは、部活のやつらには見られたくないけどな」
さお「澤村くんも朝一でオバケ役?」
澤村「あぁ」
さお「じゃあ、がんばって脅かそうね!!ちょっと暗くて不安なんだけどさ・・・」
澤村「ハハ、怖かったら俺、結構近くに居るから呼んでくれれば行くから」

 

(わぁ)
(すごい頼もしい・・・!)
(さすが澤村くん!!)

 

 

さお「うん!ありがとう!」

 

 

笑顔でお礼を言うと
澤村くんは少し固まったあと
困ったような顔をして

 

澤村「・・・いや、その役目は俺じゃないだろって思うんだけどさ、」

 

ハハハ、と笑って彼は じゃあまた後でな って持ち場に行った。

 

(?????)

 

いや、澤村くん、すっごい頼りになるんだけどな???
なんであんなことを・・・

 

 

 

「前サン」

 

(!!!?)

 

ビクゥ!!!

 

 

さお「あ、し、白石くん・・・!」
白石「あ、驚かせてもうたな、すまん」
さお「や、だ、大丈夫だよ、どうしたの?」
白石「あー、用事ってわけとちゃうんやけど」
さお「うん・・・」
白石「・・・浴衣めっちゃ似合ってて、可愛い、です」
さお「!!!!!!」

 

 

ボボボボボボボ

 

 

わあぁぁぁぁぁぁ~~~

 

 

(な、何言ってんのこの人・・・!)

 

 

教室の中、暗くてよかったって心から思った。

彼の顔が見れなくて、下を向いた。

 

 

さお「・・・ゆ、浴衣、着てる・・・ってか、一応これ、オバケの役だから・・・ね・・・」
白石「あぁ・・・この暗さで突然現れたらめっちゃ怖いわ」
さお「・・・え、ほんと?」
白石「髪の毛貞子みたいに前に垂らしたらもっとええと思うで!」
さお「うん、わかった」
白石「・・・ほな、俺、午前中は部活の方顔出すからまた後でな」
さお「あ・・・うん、がんばってね」

 

 

(・・・ビックリした)
(ちょっとアドバイスくれただけだった)

 

(今日、一緒に周ろうって 誘われるかと思った、)
(・・・違ったけど)
(よかったけど)
(まぁちゃんと約束してるしね!)
(うん、よかったよかった)

 

 

可愛い、だって。

 

 

(・・・フフ)

 

 

菊丸「一組目のお客さん、いっくよー!じゃんじゃん脅かしちゃって~♫」

 

 

受付にいるはずの菊丸君のそんな声が聞こえて
私は慌てて 井戸の中に隠れたのだった。

 

 

 


 

 

 

リヴァイ「いいか野郎ども・・・これは祭りなんて楽しいもんじゃねぇ・・・各クラス・部で売り上げを競い合う戦争だ。心してかかれ!!」
2組男子「イエッサー!!」

 

 

やべぇ、クソリヴァイもやべぇけどうちのクラスの男どもネジ飛んでる、リヴァイの命令は絶対になってるやべぇ。
絶対服従じゃねぇか・・・こえぇ、これただの刑務所や・・・

 

 

ディアンヌ「えへへ♡まなみ、見て♡キングと買いに行ったの♡浴衣♡似合うでしょ♡」
まー「超絶似合うし超絶可愛い👍」
ディアンヌ「まなみの浴衣姿も可愛いよ!」
まー「うむ、さっきさおちゃんに着つけしてもらった」

 

うちのクラス縁日だから、焼きそば焼いたり焼き鳥焼いたり結構本格的にやるんだよね。
かき氷もチョコバナナもあるけど、そういうの割と力仕事で汗だくになるじゃん?
だから作るの全部男の仕事。
アタシとディアンヌは客寄せとちょっと売り子したりするくらい。
縁日だし浴衣着たよ。女子は浴衣着る人多いみたいだね、さおちゃんも着てたし。
あとでマコちゃんに見せてこよっと!!

 

リヴァイ「おい、前からもなんか言え」
まー「うむ・・・お前ら、女子供には優しくな!!顔怖いって泣かれたらたまったもんじゃねぇぞ!」
2組男子「イエッサーーー!!」
まー(・・・きもちいなこれ)
リヴァイ「じゃあ準備取り掛かれ!」

 

 

その一言でみんな持ち場についた。

 

 

まー「コーイチが焼きそば焼いてるの似合いすぎるな」
琥一「おう、お前味見すっか?」
まー「するするっ😋」

 

 

もぐもぐ、うむ、コーイチの焼きそばはうまい!!
次はジロだ。

 

 

まー「ジロ、バナナ似合うな」
ジロ「どーいうこと」
まー「モンキー」
ジロ「・・・まなみにチョコバナナ試食させてやんない」
まー「バナナいらんがな、チョコちょーだい!」
ジロ「やんねーってばぁ」

荒北「前チャァン、かき氷食ってかね?」
まー「食う🤤」
御堂筋「綿あめもうまいでぇ」
まー「どれどれ🤤」
青峰「焼き鳥タレと塩どっちにすんだ?」
まー「塩っ😋」
天十郎「雨宮グループ特性リンゴ飴!いっちょおまちだぜ!!」
まー「わぁ🤤」

リヴァイ「おい、お前な、試食ばっかしてねーで客引きしてこい👿」
まー「はー、しかたねぇな、よっこいしょーいち」

 

おらは大きい看板持って客引きに向かった。

 

 

 

 

 

 

まー「ぱいおつかいでーちゃんねーいるよー」

 

 

看板持って 客引きのために廊下をフラフラする。

 

 

 

 

 

 

「ちょwwwお前何言ってんのwww飲み屋の客引きじゃねぇんだからwwww」

 

 

その言葉に振り替える。

 

 

 

 

 

師子王「よ!遊びに来たぜ!」
和泉守「国広は剣道部か?」

 

まー「わーーーー!!!御手杵、来てくれたんだ、御手杵ー!!!!」
御手杵「わ、あぶねぇ、看板持ちながら抱き着くなよー」

 

師子王「俺らのことは  無視ッ!」
山姥切「いつも通りだ」
同田貫「腹減った、なんか食おうぜ」
陸奥守「おぉー!!?向こうで射的の店あったぜよ!!倶利伽羅、勝負じゃ!」
大倶利伽羅「まず飯だ」
まー「御手杵、浴衣!見て浴衣!似合う?似合う?」
御手杵「ん~よくわかんねぇけどいいんじゃね?」
まー「やったー!御手杵が可愛いって言ってくれた!!!!」
師子王「いや言ってねぇwww」
山姥切「いつも通りだ」
同田貫「飯ー」
陸奥守「さおりはどこにおるがか?」
和泉守「まずサオリんとこ行くか。国広ラーメンやるって言ってたし後でだな」
同田貫「ラーメン食いてー」
大倶利伽羅「さおりはどこだ」
まー「案内するからうちの縁日にも来てね!コーイチ焼きそば焼いてるから!」
同田貫「ぜってーいく」

 

そうこうしてみんなでゾロゾロとさおちゃんの元へ向かうよ!
さおちゃんのクラスお化け屋敷だっけな。
楽しみ!

 

 

 

~7組~

 

亮「あ、まなみ! と、ちわっす!」
和泉守「おう、亮じゃねーか、元気にしてるか?」
亮「ウッス!え、入りますか?みんなで?」
まー「アタシ、御手杵と二人で入るから!みんな先行って!早く行って!」
御手杵「えーなんでだよ・・・みんなで行こうぜぇ」
まー「怖いからくっついてる♡♡♡」
御手杵「やだよ、ぜってー怖くないだろぉ・・・」
師子王「あいつら気にしないで、えーっと、まなみも入るんだな!?じゃあ8人で!」
亮「まいど!あ、前の客出てきたんでどうぞ!」
陸奥守「ガハハ!お手並み拝見じゃ!」
和泉守「・・・(ちょっと怖い)」
同田貫「腹減った」

亮(相変わらず自由だなこの人たち・・・)

 

 

~7組お化け屋敷内~

まー「きゃー♡♡♡御手杵~こわいよぉ~♡♡♡」
御手杵「やべぇ、真っ暗で何にも見えねぇ(震)先行かないでくれよぉ?」
まー「行かない、ずっと一緒にいる、手、繋ごう!!ほら!早く!!!だからむっちゃんから離れて!!!」
御手杵「お前小さいからいいよ、先行けよぉ」
まー「御手杵と!!!手繋いで歩きたいの!!!!!」
陸奥守「高校生にしてはよう作ったのぉ」
師子王「な、コンニャク降って来たのビビッたわw」

 

ひゅ~ドロドロドロ~

 

和泉守「ぎゃ!!!」
師子王「びびりすぎwwwww」
和泉守「や、やべぇ!なんかいるそこ!なんかいる!!!!」
陸奥守「お化けがか?」
和泉守「なんかいる!!!!!!!!」
同田貫「うるせぇわwww」
師子王「お化け屋敷だからなんかいるわwww」
御手杵「うぇ~俺真っ暗で全然見えねえよぉ~」
大倶利伽羅「w」

 

ドロドロドロドロ  いちまーい・・・  にまーい・・・

 

和泉守「ギャア!!!!ままままままなみ!!!驚かすなよ!!!!!」
まー「御手杵手繋いでくれたぁ、へへへ(デレデレ)」
山姥切「いや、まなみじゃないぞ」
和泉守「え」
師子王「まなみ今ここでデレデレしてるわwww」
御手杵「なんも見えねー」
まー「アタシが傍にいるからね♡♡♡」
和泉守「え・・・じゃあ誰が一枚とか言ってんだよ・・・まなみの声だろ・・・?」
同田貫「・・・いるな」
大倶利伽羅「・・・あぁ」
和泉守「!? な!やめろ!!何がいるっていうんだ!!やめろ!!」
師子王「何が・・・てなぁ?」
陸奥守「きっとあの辺におるやか」
和泉守「や、やめろ・・・!」
山姥切「あそこか」
御手杵「うぇ~」
和泉守「やめろぉぉぉぉぉ!!!!!

 

さお「うるっさい💢💢💢💢💢」

 

 

超絶ビビリの兼さんが叫んだ瞬間
さおちゃんが井戸からぬっと出てきたwwww

 

和泉守「ぎゃあああああ!!!!貞子おおおおお!!!!
さお「ちょっと💢ばかじゃないの!?静かにしてよ恥ずかしい!!!」
和泉守「おおおおお!!!!・・・・お?あれ?さおり・・・?」
師子王「だwかwらwwwwいるってwwww言ったじゃんwww」
同田貫「言ったよな」
倶利伽羅「言ったな」
和泉守「おいお前ら💢ふざけんなよ💢」
山姥切「wwww」
陸奥守「wwwwww さおり、浴衣よう似合っちゅうよwwww」
まー「さおちゃん!!見て!!見て!!!!御手杵手繋いでくれた!!!!恋人みたい!!!!」
御手杵「早く出ようぜぇ、何もみえねぇからー」
さお「もう💢💢💢みんなうるさい!!!早く出てよ!!!他の人にも迷惑かかるし!!」

 

激おこぷんぷん丸のさおちゃんにすぐに教室の外にポイされてしまった。
でも御手杵手繋いでくれたから♡♡♡
おら的には大満足♡♡♡♡
まぁお化け屋敷出たらすぐに離しちゃったんだけどね・・・

 

亮「すげぇうるせぇなお前の家族・・・・」
まー「おう、これ日常だわ」

 

受付の亮とバイバイして御手杵♡ともっとデートしてたかったけど客引き行かなきゃいけないの思い出したから一旦バイバイした。
剣道部行くって言ってたし・・・。
剣道部後でさおちゃんと行くからいいんだ。
おらはエライからまた客引きを開始したのだった。焼肉がかかってるからな!

 

「ばいおつかいでーちゃんねーいるよー」

 

 

 

 


 

 

 

 

あーもう恥ずかしかった💢💢💢
お化け屋敷、ザワってなったわ!!!はぁもう!!
後からみんなに「サオリって叫んでたけど知り合い?」ってすごい聞かれるし!
亮がさおりんちの家族って言っちゃうからまたザワザワしちゃうし!!
うちの家族すっごいうるさいと思われたわ💢💢💢
あの人たちはうちの中でもうるさい人たちなの!!!!もう!!!!

 

クラスの出し物が交代になったから、アタシはひとりで生徒会室に行って仕事を済ませていた。
なんか色々材料足りないとか物品貸してくれとかそう言うのもあってドタバタなんだよね。
とりあえず今は跡部にストロー持ってこいって言われたから急いで向かってるところだよ。

 

 

テニス部の模擬店に向かうと何やら女の子たちがたくさんいた。

 

 

(・・・)

 

 

私は廊下で行列の整理をしていた丸井くんに話しかけた。

 

 

さお「丸井くん!」
ブン太「お、前」
さお「すごい大盛況だね」
ブン太「おかげさまで!楽しいぜ、前も入ってけよ」
さお「うーん、混んでるし今は時間ないからいいかな」
丸井「そっか、じゃあストロー中に持って行ってくれよ、そんでちょっと覗いてみて」
さお「あ、うん。跡部いる?」
丸井「いるよ」
さお「ありがとう!行ってくるね」

 

 

空いてる扉から顔を出して 生徒会です と伝えた。

 

 

(お)

 

一応生徒会だからどのクラスが何をやってどの部活が何をやって、って見たけど全部把握してるわけがなく。
中をのぞいてようやく気が付いた。
あぁ、テニス部は世界の料理を提供してるんだった。

 

(わー、それぞれの国の格好してる)
(おもしろーい)

 

跡部「おう、さおり来たか。ご苦労」
さお「うん、あと・・・・・!!?!?!?」

 

 

 

そこにはインドの王族みたいな恰好をした跡部が立っていた。

 

・・・・・・

 

 

キラッキラしてるわ・・・・

 

 

跡部「キッチンに持って行ってくれ」
さお「うん、わかったよ・・・」

 

(あ、あれ、柳と幸村くんと仁王くんだ・・・)
(男性用のチャイナ服?みたいの着てる!そういや丸井くんも着てたな)
(かっこいいな、中国の服かな・・・)
(あ、千石君スカートみたいのはいてる!)
(あれ、スコットランドだっけ?すごい似合う!)
(手塚だ!闘牛士みたいな格好してる!あれはスペインかな?)
(佐伯くんと黒羽くん・・・和装してる・・・袴動きづらそう・・・)

 

 

ほへぇ~~~さすが跡部率いるテニス部・・・
衣装めっちゃ凝ってるなぁ・・・

 

 

そう思いながらボンヤリと歩いていた

 

ドンッ

 

さお「わ!ごめんなさい!!」
白石「前さん、遊びに来てくれたん!?」

 

 

(!?)
(!!!!?)
(!?!?!?!?!???)

 

 

ヒュッ!

 

なぜかその姿を見た時 私は息をすることを忘れてしまった。

 

 

10秒くらい経って ようやく プハァ!と息を吐きだせば
大丈夫? と彼は顔を覗き込んだ。

 

 

(ヒィ!)

 

 

さお「しししししらいしくん、ごぜんちゅう、ぶかつのでばんっていってたもんね・・・」
白石「おん、せやねん。それ何?重そうやな、持つわ」
さお「すとろーなの、よ、よろしく」
白石「おおきに!」
さお「し、しらいしくん、そのいしょう・・・」
白石「あぁ、みんな世界各国の衣装着てるんやで!俺はイタリアの軍服なんやけど」

 

 

イタリアの軍服ってマントついてるから動きにくいねん

 

と、彼は笑っていたけれど

 

 

 

 ぐ    ん    ぷ    く    !

 

 

軍服やべぇ・・・・!!!!!!!!!!!!

 

 

(なに、これ)
(なんでこんな・・・)

 

 

 

私は が、がんばってね! と言ってすぐにテニス部を後にした。

 

 

胸が痛いやら
くるしいやら

 

 

(・・・なにこれ)
(なんでこんなくるしいの)
(息をするのも、つらいなんて)

 

 

この感情が何かわからないまま 私は生徒会室へと足を向けた。

 

 

(胸が痛くて)
(くるしくて)
(…熱い)

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「あ、さおちゃーーーん!!」

 

やっとさおちゃんと待ち合わせの時間だよ!
はーうれしい、ゆっくりあちこち見てこよっと!

 

さお「遅くなってごめんね」
まー「いいよいいよ、おつかれ~」
さお「クラスの方どう?」
まー「順調だよ!やっぱ食べ物系強いね、かき氷とかわたあめもあるし女子も男子もすごい来てたよ」
さお「そっか。きみ部活の方は出なくていいの?」
まー「うん、バスケ部、バスケでバスケ部に勝ったら金一封とかそんなんだから全くいかなくていいんだ」
さお「よかったね。もうむっちゃんたち帰ったかな?」
まー「いやまだ遊んでると思うよあいつらあほだからな・・・」
さお「ほんと騒ぎすぎてうるさくて最悪だったわ」
まー「でも御手杵と手をつなげて幸せいっぱいのおらです」
さお「よかったね・・・」
まー「どこ行く?お腹空いてる?ラーメン食べに行く?」
さお「あ、いいね、食べに行こうか」

 

そんでおらたちは剣道部のラーメン屋さんに向かったのだ。

 

 

 

~剣道部 ラーメン屋~

 

 

さお「え、いるじゃん」
まー「ぎゃー!御手杵ー!」
御手杵「邪魔・・・」
加州「ちょっと!!俺に抱き着いてよ💢」
安定「働けよバカ」

 

ラーメン屋行ったら御手杵いた♡♡♡
まだラーメン食べてた♡♡♡

 

まー「えwずっと食べてんの!?長くない!!?www」
山姥切「いや、ラーメン食べて、色々まわって、色々食べて、またラーメン食べに来た」
さお「2回目だった!!」
まー「色々食べてまたラーメンってwwwww」
師子王「あー、悔しい、あれ絶対練習してるだろ」
大倶利伽羅「次は負けん」
同田貫「リベンジしようぜ」
さお「なに?ゲーム?」
陸奥守「さおり、VSバレー部、盛り上がったぜよ!!」
さお「え!そうなんだ!」
和泉守「あれぜってー死ぬほどみんな練習してんだろ!?全然勝てなかったぜ!?」
さお「あぁ、まぁ簡単に勝たれたら困るからそこそこ練習はしてたよ」
師子王「やっぱり!!」
同田貫「次は負けん」
まー「じゃあラーメン食べたらいこ!御手杵のかっこいいところ見たい♡♡♡」
御手杵「楽しかったぞゲーム」
まー「めっちゃ応援する♡♡♡」
加州「俺もまなみとさおりと遊びに行きたい😢」
安定「仕方ないだろ」
堀川「はーい、さおりまなみ、チャーシュー大盛りだよ!」
まー「うわぁ!うまそ!」
さお「ありがとう!いただきます!」

 

 

ラーメンめっちゃ美味しかったよ!すごい汗だくで働いてたけど
加州達初めてえらいと思ったわ!真面目に働いててほんとえらいな・・・。
おらはのんきにラーメン食べ終わったら御手杵とデートだ♡♡♡(みんなもいるけど)

 

 

 

 

~バレー部 VSバレー部~

澤村「お!前!」
さお「あ、澤村くん!」
澤村「前、まだ出番じゃないだろ?」
さお「うん、あと少ししたら交代しに来るね!」
澤村「あぁ、わかった」

 

澤村か・・・
こいつ真面目でいいやつなんだけどな・・・

 

 

おらは勘が鋭いから色々感じ取っている・・・

 

 

 

ジーーーー👁👁

 

 

ふむ🤔
まぁ見ているのはおらだけじゃないぞ

 

 

<●><●>じーーー

 

 

みんなめっちゃ見てる
めっちゃガン見だ
なんならガン飛ばしそうになってる
やべぇぞ

 

 

澤村「あ、どうも!さっきも来てくれましたよね!」
師子王「そうだけど???」
和泉守「お前はさおりのなんだ???」
山姥切「返答次第では・・・」

さお「ちょっと💢やめてよ💢💢💢クラスメイトだから💢💢💢」

 

さおちゃんが、ごめんね澤村くん と謝っていて
うちのアホどもの闘志にはメラメラ火が付いたようだ。
ますます負けられない戦いだな!!
しかしほんとアホだなこいつら!!あとでさおちゃんに激おこされるわ、おらもこないだされたもん。

 

師子王「ぜってーまけねぇ」
大倶利伽羅「ぶっつぶす」

 

 

メラメラメラ🔥🔥🔥

 

 

闘志がすごい。

 

 

まー「御手杵♡勝ったらデートしてあげるね♡」
御手杵「いや、そういうのいいから・・・」

 

 

木兎「ヘイヘイヘイヘーイ!まなみ!ヘーイ!!!」
まー「あ!!!!木兎!!!!ウェェェェイ!!!!!!」

 

 

ィェ━ヾ(*ΦωΦ)人(ΦωΦ*)ノ━ィ♪

 

 

まー「木兎!!!今日うちの家族連れてきたから!!!」
木兎「まじで!!大家族じゃん!すっげ!!!誰父さん!!?」
まー「父さんいねぇwwww木兎、VSバレー部魅せちゃって!!!」
木兎「おう!まけねぇわ!!よろしくおなしゃっす!!!!」
御手杵「・・・俺の応援するんじゃなかったのか?」
まー「するけど、木兎もする!木兎、親友だから!!」

 

ねーっ!って顔を見合わせて笑いながら
またきゃっきゃと遊んで、木兎が やべ!俺出番だった! って走って行った。
木兎超面白いよ。ほんと好きさ。

 

陸奥守「ガッハッハ!楽しそうでなによりじゃ!」
師子王「・・・何今の、いつもあんな感じなの?」
さお「うん、いつもすごい楽しそうで私は嬉しいよ。まぁちゃんが高校に入って初めて出来た友達木兎くんだからね」
和泉守「・・・そうか、まなみまで世話になってるとはなぁ」
山姥切「礼をせねばな」
御手杵「・・・あぁ、きっちり返そうぜ」

 

うむ、なんだかわからんけどみんなやる気満々だ。
御手杵、ファイト♡♡♡

 

そしてVSバレー部が始まった!
こっちの人数が7人なので、向こうもそれに合わせて7人登場!

 

☆メンバー☆
チーム審神者☆御手杵・師子王・むっちゃん・大倶利伽羅・兼さん・山姥切・同田貫

バレー部☆3年の先輩×3、2年の先輩×1、黒尾、木兎、岩ちゃん

 

まー「あ!岩ちゃん!」
さお「岩ちゃんも出るんだ!」
岩泉「よ。俺今部活担当だからな」
さお「岩ちゃんがんばって!」
まー「岩ちゃん、木兎!がんばって!!」
黒尾「ねぇ俺は?」

 

勝負は3つ!

 

黒尾「オーイ???」

 

①コロコロバイキング→転がり落ちるボールを息を合わせて運べ!判断力とチームワークが鍵を握る!
②ボンバーストライカー→6つのレーンからボウリングのボールを投げ流れてくるピンを倒せ!
③キッキングスナイパー→最も重要なのは冷静さと集中力!!

 

レディ・・・GO!!!!

 

(始まった!)
(でもあれだわ!)
(省略するわ!!!)

 

☆結果☆
①コロコロバイキング→チーム審神者、むっちゃんと兼さんの喧嘩勃発、バレー部の勝利
②ボンバーストライカー→昨日ボウリングいったんだよ~とか言いながら遊び慣れてるチーム審神者の勝利。ズルイ、今度連れてけ!
③キッキングスナイパー→これで勝負が決まる息を飲む戦い・・・・・大倶利伽羅の負けず嫌いが発揮、ギリギリのところでチーム審神者逆転勝利!(ギャラリーの女子がキャアア♥とか言ってた)(うちの大倶利伽羅かっこいいだろう)(ドヤァ)

 

1-2でチーム審神者の勝利!!

 

師子王「よっしゃー!勝ったぜ!!」
同田貫「っしゃあ!!!」
陸奥守「何度も負けてられんちゃ!!」
大倶利伽羅「フン」
和泉守「やったぜ!かっこよくてつよーい俺様の勝ちだ!!」
山姥切「いや活躍したのは大倶利伽羅だ」
御手杵「楽しかったなー」

 

さお「やったね!おめでとう!!👏」
まー「やったぁ、景品なにかなー🤤」

 

木兎「はー、あと少しだったのになぁ!」
黒尾「くそ、負けちまった・・・」
岩泉「じゃあこの中から好きな景品を選んでくれ」
師子王「お!!食券5000円分だって!これいいじゃん!!」
同田貫「いいな、ラーメン食いに行こうぜ」
まー「3杯目wwwwww」
さお「食べすぎwww」
陸奥守「応援してくれたち、1000円分やりゆうきね!うまいもんでも食いとおせ!」
さお「え、いいよいいよ、だってがんばったのみんなじゃん!」
同田貫「もらっとけよ、気にすんな」
師子王「俺バイト代出たから小遣いやるよ、縁日で遊んでこいよ」
さお「大丈夫だよ、お小遣いちゃんと光忠にもらったもん!」
師子王「いいからいいから!」
御手杵「おれもやるよ~ほれ」
まー「わぁ、ありがとう♡」
さお「えええ、まぁちゃん受け取ってるし・・・」
和泉守「お前も受け取れって!ほら、俺も少しやっから!」
大倶利伽羅「ん」
さお「あ、ありがとう・・・」
まー「やったぁ!サンキュ!!」

 

 

みんなラーメン屋また行くって言うし、さおちゃんと他のところもまわりたいからバイバイしたよ!
お小遣いたくさんもらってホクホク!!

 

まー「食券1000円分もらったけど何食べる?」
さお「うーん、スイーツかな」
まー「だよね!じゃあ、8組の執事喫茶行ってみようか?」
さお「いいね!」
まー「木兎いないけどいいや、ユウジいるかなー」
さお「跡部はテニス部の方かな?さっきテニス部にいたんだよね」
まー「テニス部なにしてんだろ」
さお「なんか世界各国の料理屋さんしてたよ」
まー「え、それ美味そう・・・食べたい・・・中華料理食べたい・・・」
さお「スケールが違うよね・・・チラッと見ただけだから私ももっかい行きたいな・・・(まぁちゃんと一緒なら行ける!)」
まー「いいよ、後でいこ!まずは執事喫茶だね!!」

 

そして私たちは8組へと向かうのであった。

 

 

 


 

 

 

跡部「お前ら遅いぞ」

 

 

わー・・・さっき跡部部活の方にいたのに8組に戻ってきてる💦
衣装もさっきと違ってビシッとスーツを身にまとってるし、さすがだなぁ・・・

 

 

まー「なんだ跡部、待ってたのか」
跡部「待っててやったんだ!感謝しろ!」
まー「頼んでないけどな」
跡部「・・・せっかく個室予約しといてやったのに、お前らこの行列並ぶか?」
まー「え!マジか!ありがとうございます跡部様・・・!ついでにタダにしてくだせぇ!」
跡部「ふん、はなからそのつもりだ」
まー「やった!跡部のおごり!」
跡部「こっちだ、ついてこい」

 

 

あれ?ここって執事喫茶じゃなかった?跡部こんな偉そうなのに執事なわけなくない?
と、まぁちゃんが不思議そうに言いながら 私たちは個室のようなところに通された。
まぁこれが跡部だからね・・・その一言に尽きるよね。

 

 

千石「あ♥さおりちゃん、まなみちゃん!いらっしゃーい!」
さお「あれ、千石くん!さっきテニス部の方にいたよね?」
千石「うん!見てくれたの?俺今からこっち出番なんだー」
さお「そうなんだ!よろしくね!」
千石「かしこまりました、お嬢様」

 

 

スッと千石くんが椅子を引いてくれて、それに座るまぁちゃんと私。

 

 

(どきどき)
(いきなり執事になるからドキッとしたよ💦)
(まぁちゃんも ギャップたまらん😊 って喜んでる)
(いや今のはかっこよかったわ・・・)

 

 

千石くんにメニューを渡されて どれにするか選んで
しばらくしたらユウジがやってきた!!

 

 

ユウジ「おいメニュー決まったか」
まー「跡部に次ぐえらそうなやつ来たwwww」
さお「全然執事じゃないwwww」
ユウジ「何が楽しくておまえらにヘコヘコせなあかんねん!小春以外に執事なんてする義理ないわ!!」
まー「安定のユウジ👏」
さお「いつも愛を貫いてて素晴らしいです👏」
ユウジ「せやろ。で?決まったんか?」
まー「決まった!跡部のおごりっつってたからこの3000円するパフェちょうだい!」
さお「私はこのティータイムセットでいいです」
ユウジ「おう、ちょお待っときや」

 

 

ユウジがいなくなって、まぁちゃんが8組マジで濃すぎて面白いわwって笑ってた。
ほんとだよね、私もそう思うw

 

 

しばらく待ってたら ガラガラと可愛いティーワゴンを持って 背の高い男の子たちが来た。
この人たち知ってる!バスケ部の人だ!

 

 

まー「お、高尾と真ちゃん!」
高尾「おかえりなさいお嬢様(キリッ✨)」
まー「wwwww 高尾はだめwww笑えるだけwww」
高尾「えwwwかっこよく決めたつもりなのにww」
緑間「高尾、だからあれほど執事の講習を真面目に受けろといったのだよ」

 

 

お茶はこうして淹れる・・・

 

そうブツブツ言いながら背の高い緑間君はとても器用に紅茶を入れてくれた。
まぁちゃんが 真ちゃんカッコイイ♥執事の衣装似合う♥ とうっとりしている。
顔は好きそうだもんねww

 

 

緑間「お待たせいたしました、こちらがティータイムセットの本日の紅茶になります」

 

そう、目の前にとてもいい匂いの紅茶を入れてもらって
美味しそうなスイーツセットを出してもらって

 

あー最高だね・・・と まぁちゃんと言いながらもぐもぐスイーツを食べていて

 

 

なぜか跡部が隣に座って来たから お茶吹き出しそうになった。

 

 

さお「ビックリした!!跡部なにしてんの!!」
跡部「うるせー、少し休憩だ」
さお「え、跡部疲れたの?スイーツ食べる?」
まー「アタシのはやらぬぞ!」
跡部「いらねぇ。ちょっと休ませろ」

 

 

(跡部、疲れてるのかな)
(生徒会に部活にクラス・・・全部リーダーだし色々しんどいよね)
(普段言わないけど、跡部も大変だよね)

 

 

さお「跡部、大丈夫?」
跡部「・・・大丈夫だ」

 

 

美味いか?

 

 

ふ、と笑って跡部が言うから
一瞬 ドキン、としてしまった。

 

(中1の時から知ってるけど)
(跡部、かっこよくなったなぁ)
(成長したよね)

 

 

さお「おいしいよ」
跡部「そうか、そりゃよかった」

 

まー「おいそこのふたりイチャつくな」

 

( ゚д゚)ハッ!

 

まぁちゃんの一言で 慌ててイチャついてなんかいないよ!! と言ったけど

 

跡部「なんだ、ヤキモチか?アーン?」
まー「アタシのさおちゃんを取るな」
跡部「いい加減姉離れしろ、お前は」

 

クククと笑いながら 跡部は 「よし、行くか」 と席を立った。

 

(???)
(跡部のお気に入りはまぁちゃんだからなぁ)
(よくわかんないけど)
(跡部の顔、少しだけスッキリしてたな)
(よかった)

 

私たちもスイーツ食べたし次に行くか!と、席を立った。

 

 

 

 


 

 

 

さおちゃんと次はテニス部行こうって話してた。
世界各国の料理だって!
中かにイタメシにフランス料理🤤
ふひひめっちゃ楽しみだぞ🤤

 

(・・・あいつにも、会えるかも)
(あいつ、なんの恰好してるんだろ)
(ちょっと楽しみ)
(こないだプイしちゃったから今日はがんばって話すぞ!!)

 

 

 

 

マコ「おーい、まなみちゃーん」

 

 

ん?

 

 

まー「あれ!?マ・・・・・・・・・・!!?」
マコ「ハハ、どこ行くの?」

 

 

(う、うわーーーーー!!!)

 

 

 

マコちゃん だけ、どっ!!!

 

 

(え?え?え?)

 

 

 

さお「ま、マコちゃん!!!😳どうしたの?その恰好!!」
マコ「さおちゃん😳こんにちわ!アハハ、クラスの出し物だよ」

 

 

そう笑うマコちゃんは・・・

 

 

赤のボーダーに青いズボンに丸眼鏡・・・

 

 

ウォーリーの格好を   していた・・・

 

 

まー「エエエエエ!!!マコちゃんウォーリー!!!!めっちゃウケる!!!!!」
マコ「はは、似合う?」
まー「似合・・・・・・わない!!」
マコ「え!ハッキリ言われた(笑)」
まー「なんで!?6組何やってるの?」
マコ「うち、ウォーリーをさがせなんだよ。学校の中にウォーリーが3人いるから探してスタンプもらうっていうのやってるんだ」

 

 

ひっかけで似てる恰好した人もいるから騙されないようにしないと景品もらえないんだよ~
って笑うマコちゃん、背が高くてイケメンだからもうあれだね・・・
よく見てたらスタイリッシュでかっこよく見えてくるね・・・
原色の服悪くないよ・・・?

 

まー「マコちゃん天使~」
マコ「何言ってるの(笑)」
まー「せっかくマコちゃんウォーリーと出会ったのに残念ながらスタンプ用紙持ってないや・・・」
マコ「あ、俺持ってるからあげるね」
まー「やった!」
マコ「はい、ウォーリーがんばって捕まえてね😄」
まー「わーい、マコちゃん、つーかまえたー💖」
マコ「もぉ~😃俺はスタンプもう押してるから捕まえなくてもいいんだよ(笑)」

 

さお「待って!?すごいラブラブだね!!?」

 

さおちゃんのその言葉に慌てるマコちゃん・・・
めっちゃ可愛いな・・・天使かな・・・

 

 

さお「ビックリしたよ」
マコ「そ、そんなんじゃないよ😫///💦」
まー「そうそう、いつもこんな感じだから気にしないでwそれよりウォーリー残りの二人探しにいこう!!」
さお「え?いつも・・・?え、てか、テニス部・・・」
まー「マコちゃん水泳部も出る?」
マコ「出るよ」
まー「じゃあ後でか明日か見に行くね!!」
マコ「うん、待ってるね!」

 

 

(はぁ、マコちゃん癒されるな・・・)
(天使だな(3回目))

 

 

さお「ねぇ、テニス部は?」
まー「あとでいいじゃん!ウォーリー探そう!!」

 

 

そしておらとさおちゃんはウォーリーを探しまくった!
見つけたよ、ウォーリーの格好したボッスンと及川wwww
スタンプもらって6組行って景品もらって大喜びさ!
はぁ、めっちゃ学祭漫喫してる・・・
めっちゃ楽しい・・・

 

 

 

 

 

「あ、いたいた!」

 

(・・・・え?)

 

聞き慣れたその声に おらたちは振り向いた。

 

 

光忠「今、休憩中だったんだね。教室に行ってもいないみたいだったから」
さお「み、光忠!!・・・と、謙信くぅぅぅぅん♥♥♥」

 

 

そこにいたのは、光忠、謙信、小豆パパ、それに長曾根、蜂須賀、浦島、歌仙がいた!!!

 

 

(う、うおおおお!!!)
(ママンとパパンチームきた!!!!)

 

 

心なしか 歌仙が機嫌悪そうだ・・・

 

 

まー「・・・今日さぼってないよ?」
歌仙「わかってるよ!でもきみの今までの行いのせいで僕は恥ずかしい思いをしてるんだからね!」

先生に菓子折り持ってきたんだよ!!あとでご挨拶に伺わないと!!ってプリプリ怒ってる。
シェー
じゃあ来なくていいよぉ!!

 

さお「謙信くぅぅぅん♥♥♥」

 

・・・隣ではさおちゃんがいつも通り謙信を愛でている。
これな、日常茶飯事!!!!

 

謙信「は、はなれてくれ!」
さお「迷子になるといけないから手繋ごうね♥」
謙信「だいじょうぶだ!ぼくはつよいからまいごにはならない!!」
さお「じゃあ私を守るために・・・ね?」
謙信「む・・・それはしかたがないな!ぼくがまもるからあんしんしてくれ!!」

 

 

ギュ

 

 

🌸🌸🌸ブワッ🌸🌸🌸

 

 

わ・・・
さおちゃんから桜舞った・・・
尊いって心の声が聞こえるわ・・・(引き)

 

 

 

浦島「なーなー!俺ゲームしたい!!さっき面白そうなの見つけた!!」
あずき「このわふうちゃやっていうのもいってみたいな、まっちゃのしふぉんけーきがあるらしい」
光忠「それは美味しそうだね」
蜂須賀「浦島、ゲームの前に腹ごしらえはどうだい?」
浦島「うん!いいね!」
長曾根「じゃあみんなで行くか!剣道部にも顔を出さないとな」
蜂須賀「フン!お前が勝手に決めるな!」
浦島「兄ちゃぁん、みんなで見ようよぉ」
さお「謙信くん、行こうねェ(デレデレ)」
謙信「うん、ぼくからはなれるんじゃないぞ!(ぎゅ)」
さお「はあああ離れないよおおお(空前絶後の尊さ🤣)」
まー「え、テニス部行くんじゃ・・・?」
さお「あとででよくない?」
まー「え!(ガーン)(行く気になってたのに・・・!)(ウォーリーしなきゃよかった!)」

 

 

そのあとはみんなで和風茶屋でシフォンケーキ食べて
浦島がやりたがったゲームとかしに行って
謙信もウズウズしてたゲームして
剣道部行って清光と安定が長曾根来たからめっちゃ喜んでて
たまたまリヴァイとばったり会って歌仙がおらの頭グイグイ下げて菓子折り渡して
さおちゃんのクラスのきもだめし行って恐怖で謙信がさおちゃんに抱き着いてさおちゃんデレデレして
うちのクラスの縁日行ったら お前もう交代の時間過ぎてんだろうが💢💢 とコーイチにブチ切れられたので
楽しかったさおちゃんとの学祭まわりは終了した・・・。
ふぇ・・・
水泳部もテニス部もヒーロー科も行けなかったよ・・・!!
でもさおちゃんも楽しかったって言いながら部活の受付係の時間だからって帰って行った。
楽しかったよね、きみはどうせ最後に謙信とベタベタできたのが最高に楽しかったんだろ、顔がデレデレだわ!

 

 

さて学祭2日もこれで終了!
残すは明日の3日目だけだ!
終わるの淋しいけどまた明日満喫するぞ・・・!!

+3