「だから!!次の試験で赤点取ったら許さないって言っただろう!!!」
目の前で激おこぷんぷん丸してるのはうちのオカン、歌仙である。
まー「がんばったもん!!!!!!!」
歌仙「赤点3枚でなにががんばったんだ!!!!!」
まー「3枚しか!!!!なかった!!!!!!!!」
歌仙「馬鹿なのかいきみは!!!!!!!!!」
それをめっちゃ笑いながら大学生チームが見てる。
マジこいつらなんなの💢クズだな!御手杵結婚してよ!💢💢💢
歌仙「聞いてるのか!!!!!!!!!」
まー「聞いてる💢大体許さないって言われてもなー。別に怒られても今更だしな・・・外出禁止も望むところだし」
歌仙「・・・1ヵ月デザートなし」
まー「!?」
歌仙「それから追試が始まると思うけど追試絶対さぼらないで出ること!!じゃないときみのおかず毎日魚にするよ!」
まー「!!?」
歌仙「あと!!期末試験は赤点1枚も取らないこと!!じゃないと毎日家庭教師つけるからね!」
まー「!!!?!?」
歌仙「わかったね!?」
ピシャン! とふすまを乱暴にしめて歌仙が出て行った。
これはあれだね。
だいぶおこだね・・・
さお「まぁちゃん・・・テスト期間中部活でなくていいって遊び歩いてるから・・・普段から部活出てないんだからちょっとやればよかったしょ・・・」
師子王「wwwwwwwwwww」
和泉守「wwwwwww」
前田「歌仙さんすごい怒ってましたね・・・」
平野「歌仙さんが心配です・・・血圧上がるんじゃないでしょうか・・・」
秋田「それは大変です!主君、歌仙さんのためにもちゃんとお勉強してください・・・!」
さお「ヤバイ・・・私の天使たちが歌仙の心配しだした・・・可愛すぎる・・・!まぁちゃん!歌仙のために勉強しなさい!!!」
まー「!!?」
鶴丸「wwwwwww」
浦島「ヤバイ、鶴丸さんが笑いすぎて痙攣してる・・・」
(さおちゃんまで勉強しなさいだと・・・!?)
(チビたちにほだされて・・・!!)
まー「なんだよ!私の味方はいないのか!!御手杵助けて!!」
御手杵「勉強しろよー」
まー「ヒッ!い、いちにぃ・・・!」
一期「わたしが教えて差し上げます、さぁ今から早速(にこ)」
まー「ヒイイ!!!岩融・・・!」
岩融「主よ、これも主のためなのだ」
まー「い、いやだ・・・!」
三日月「はっはっは、毎日魚か・・・御馳走ではないか」
鶯丸「うらやましいよ、毎日魚だなんて」
まー「毎日魚は困る・・・肉・・・肉が食べたい・・・」
薬研「大将、俺っちが勉強見てやるよ」
師子王「小学生に心配されてるしwww」
乱「薬研頭いいもんねー、大学の入試余裕で解けるし」
まー「くっ・・・!プライドが・・・!」
さお「ちゃんとやらないからだよ!宿題も勉強も!歌仙、恥ずかしくてもう学校行けないって嘆いてたよ!」
まー「勉強なんてできなくてもいい!!私の未来に勉強は必要ない・・・!御手杵のお嫁さんになるから!!!」
師子王「って言ってるけど御手杵どーするよwww」
山姥切「御手杵、もうここはお前がもらってやるしか道はないのでは」
御手杵「なんでだよ!俺だって頭の悪い女はやだよ」
ガ━━━━━━━∑(゚□゚*川━━━━━━━━ン!
まー「う、うわぁぁぁぁぁん!!!!!!みんな嫌いだぁぁぁぁ!!!!!!!」
こうして私は家を飛び出した。
まぁ・・・いつものことだからだろうか・・・・・・・
誰も心配して追いかけてきてくれなかった・・・・・・
いつもお腹空いたら帰るからな・・・
くそ・・・
今日は絶対お腹空いても帰らないぞ・・・
(さおちゃんまでチビたちの味方してさ・・・)
(チビたちは歌仙の味方だし・・・・)
(御手杵に頭悪い女はやだって言われたし・・・)
(御手杵は頭悪いおんなじゃなくて貧乳だからいやなんだろ!!)
(巨乳が好きなの知ってる!!!!!)
(いちにぃも目が笑ってなかった!!)
(岩融も甘やかしてくれなかった!!!!!)
(みんな嫌いだ!!!!!!)
悲しくてトボトボと歩いていた。
つっかけサンダルだしボロボロの家着だし財布もないし(財布あってもお金入ってないけどな)携帯も置いてきたし
夕飯前だったからお腹もすいたし・・・
グゥ
悲しい😢
お腹すいた😢
なんでみんなあんな冷たいんだ😢
学生には勉強以外にもやるべきことがあるだろ😢
もっと大切なことたくさんあるだろ😢
年末マンガ描いたりとか😢
乙女ゲーしたりとか😢
夢小説書いたりとか😢
同人即売会行ったりとか😢
「はぁ・・・」
ため息をついた。
「・・・まなみちゃん?」
声をかけられて 振り向いた。
「あ・・・」
マコちゃん・・・
そう言うと、彼は優しく どうしたの? と笑ってくれた。
(うっ・・・)
(めっちゃ優しい・・・)
(優しさが染みる・・・)
(´;ω;`)ブワッ
「え?え!?ど、どうしたの!?」
「マコちゃぁん」
わぁぁぁん と泣いたアタシを
マコちゃんはオロオロしながらも優しく慰めてくれた。
そして今 アタシはマコちゃんのおうちで ご飯を食べていた。
まー「美味しい・・・!から揚げ美味しい・・・!最高・・・!」
橘母「ふふふ、たくさん食べて行ってね」
ラン「お姉ちゃん!食べたら一緒にあそぼ!!」
レン「ゲームしようよゲーム!」
まー「果たして私に勝てるかな・・・?」
レン「絶対負けないよー!」
デザートまでごちそうになって
ランちゃんレンくんといっぱい遊んで
それでテストの点数が悪かったと伝えたらマコちゃんが 俺も英語は教えられないけどって少し勉強見てくれて。
マコ「ここがこうで・・・だからこの公式がこうなるんだよ」
まー「マコちゃんすごい!超わかりやすいよ!!」
マコ「いや、いつも弟たちに教えてるから・・・」
まー「弟と同じレベル・・・😨ガーン」
マコ「え、いや!そうじゃなくて💦」
そんなこんなでもう夜も遅いし家に帰ることになった。
大丈夫だと言ったのにマコちゃんが送ってくれると言うし 優しいママンがブドウたくさんくれた・・・
ママン超優しいな・・・
うちの歌仙と大違いだ・・・
まー「今日はありがとう!急にお邪魔してごめんね」
マコ「ううん。少しは元気出たならよかったよ」
まー「元気出た!それにマコちゃんすごい教え方うまかった!わかりやすかった!」
マコ「そ、そうかな?そんなに勉強得意でもないんだけどね」
まー「ほんとありがとう!追試はがんばらなきゃって思ったよ・・・憂鬱だけど・・・」
マコ「うん頑張ってね。よかったらわかる範囲ならまた勉強教えるし・・・」
まー「え!?ほんと!?また教えてくれるの!?」
マコ「うん。まなみちゃん来てくれるとみんな喜ぶし、よかったらまたおいでよ」
まー「うん・・・!!!次はお土産持っていくね!!」
マコ「手ぶらで、来てくれるだけでいいよ」
ホッコリ(*´ω`*)
(あ~マコちゃん超優しいな・・・)
(ほんとかっこいいし優しいし超いい人・・・)
(すごい・・・お兄ちゃんみ強い・・・)
(念願の・・・お兄ちゃん・・・)
マコちゃんの優しさにほのぼのしながら 一緒にいるの見つかるとややこしくなりそうだから途中まででいいと言い張り走って家に駆けこんだ。
家に帰るとご飯の時間に帰ってこないってさすがに心配してくれてた
加州、長谷部、巴ちゃん・・・SUKI・・・
後の人は心配してないしむしろ怒られた💢もうやだこの家💢明日から橘家の娘になるわ💢
ってことで、おらはえらいから真面目に追試受けて見事追試クリアしたのだった!
マコちゃんのおかげや!!!
次は期末があるけど・・・薬研とマコちゃんに勉強教えてもらってがんばろうと思いました!!