12月19日
昨日バイト終わったらあのなんとかけんやって人から連絡が来て飯どう?って誘われたけど
次の日講義が1限目からで早くてしんどいから断った・・・
んだけど、ほな明日はどう?とかしつこくてな
ほんとしつこいのなこいつ・・・
バイトなのでって断っても待ってるって言うんだよ・・・
暇なんだな・・・
もうめんどくさいし会いたくないとハッキリ断ろうと思って、今日はバイト早く上がれるし今日ならってご飯OKした。
「何食いたい?」
「んー・・・ラーメン」
「え、ラーメン!?ええけど・・・え、ラーメン?」
驚いてまた聞き返してくるのめっちゃウケるwww
ラーメンならすぐ出てくるし早く帰れると思って提案したんだけどあかんかったかw
「じゃあ・・・肉かな」
「肉!え、焼肉とか行く・・・?」
「行く!!!」
焼肉に浮かれて笑ったら
なんとかけんやは なんかすっごい嬉しそうにめっちゃ美味い焼肉屋あんねんって歩き出した。
私はその後に続いて、頭の中は肉でいっぱいだった・・・。
(牛タン、カルビ、トントロ、ホルモン・・・)
焼肉屋について終始ご機嫌で肉を食ったよ!!
焼肉最高だね!!前に札幌帰ったとき以来だからほんと幸せすぎて涙出るわ!!!
しかもここの肉美味い・・・!最高・・・!!!
「めっちゃ美味そうに食うなぁ・・・」
「めっちゃ美味い・・・!幸せ・・・!」
「え!幸せ!?めっちゃ嬉しいそれ!!よかった!今日焼肉来てよかった!!」
なんとかけんやは嬉しそうに話を色々してたけど
おらは焼肉に夢中で適当に相槌打ってたからよく聞いてなかったw
さおちゃんとふたりだと焼肉来ないもんな・・・
ほんといいな焼肉最高・・・
焼肉食べ終わって大満足!しかもごちってくれたよ。
まぁ社会人だしなおっさん・・・何してるか知らんけど。暇そうだけど大丈夫なのかな?フリーターかな?
服もいっぱい買ってたしきっと貯金はあるんだろ・・・
あーあ、お腹いっぱいで眠いよw早く帰ろw
「ごちそうさまでした」
お礼を言うと 嬉しそうになんとかけんやはええねんええねん!また来ような! と笑った。
うーん、こんな嬉しそうにされると・・・もう会うのやめたいと言いにくな・・・(イケメンだしな)
「じゃあもう遅いし帰るね」
そういうと、送ってくわって言ってあとついてきた。
うーん・・・
どうしようかなこれ・・・
「なぁ、年上の男ってどう思う?」
あーきたよこれ!この手の質問!
まぁこの話されたらすごい断りやすいからいいなw
「年上は別に・・・」
「興味ない?」
「興味ないっつーか・・・」
「例えば何歳離れてたらもうアウトなん?」
「何歳・・・?」
いや何歳も何も・・・
待てよ?えーっと・・・おらが17歳の時ヴィクトール様は31歳だろ?
えーっとその差・・・14?15?あ、めっちゃ離れてるな!!!めっちゃ年上だなヴィク様!!
「14歳・・・」
「え!?14!?14も年上までええの!?あ、もしかしてまなみちゃんって年上好きなん!?」
あ、しまった!
私もお酒入ってるから頭の中、二次元でいっぱいでこれあかんわ!!!
でもな・・・ヴィク様の包容力、たまらんぜ・・・?
「年上好きってゆーか・・・うーん・・・」
「え、なに?どんな人タイプなん?」
なんだろうこの人、いちいちチャラいんだよなー・・・
いい年して恋愛の話してくるとかさ・・・
誰にでも声かけてんだろどうせ!
ほんと苦手なタイプな!
あ、でも年下だったら絶対可愛かったと思うわイケメンだし!ニーナ・・・
「タイプは・・・」
「ん」
「ヤンキー・・・(コーイチ)」
「え!?ヤンキー!?」
「あ、てゆーか」
「うん!?」
「私に興味ない人が好き」
「え!」
「私の事好きな人は 嫌い」
そう伝えると あ、そうなんや・・・ とあからさまにガッカリするなんとか謙也・・・
焼肉おごってもらったのに申し訳ないね・・・
二次元大好きすぎてほんとな・・・
現実の男に興味ないんだよな・・・
なんかこいつリア充感漂っててオタクって打ち明けられないしなwww
「・・・けど!友達としてなら問題ないやろ!!」
はい出たポジティブーーーーーー!!!!!!!
めっちゃポジティブーーーーーー!!!!!!
すごいな、ランディよりポジティブじゃないかな?
でもなんか年上にガンガンこられるとこわいわ・・・
年下のDKとかに まなみちゃん! ってこられたらね・・・犬属性で可愛い・・・たまらんけど・・・ね・・・
まぁ・・・もうめんどくさいから友達にもなりたくないとか言えないしさ・・・
ここは仕方なく愛想笑いの術を使おう・・・ニンニン!
「てか私、ご飯行くのとかも本当はめんどくさいし、友達になった覚えもないからこれっきりにしてほしい」
あ、つい!
ついウッカリ!!!!
正直な心の声が出てしまった・・・!!!!!
(やべぇwww先輩の彼氏の友達なのにやべぇwwwやらかした!!)
(でも、ほんと正直家から出るのしんどいし・・・もういいや・・・)
(もういいやどーでも)
酔っているからか
私はそんな深く考えてなくって
「・・・そやったんか、ごめんな」
そう悲しそうにする彼に 電車きちゃうから!! なんて走ってその場を後にした。
(・・・なんか)
(すげー悲しそうな顔してたかも)
ちょっと本気で笑えないことをしてしまったのではと気づくのは次の日になってからだった。