ふふふ
今日はクリスマスなんだぜ!
そしてあたしはクリスマスに!ディズニーに来ているのだ!!!
クリスマスシーズンのランド初めてだから興奮する。
「次何乗る?」
「んー、ミッキーのなんとかマジック」
「どれや」
「3Dのやつ」
「へー、それ混んでる?」
「そうでもないと思うから一緒にならぼ!」
「おう!」
ディズニー楽しすぎるwww
クリスマスにディズニーとかやべぇわマジ!!!
そーいえばさおちゃんも白石と今日来るとか言ってたんだよな。
あたしが行くとか言ったらじゃあ行こうとか張り切ってたから
どっかで会うと思うわ。いや絶対会うわ、双子だから。
ちなみに白石に会うの初めてだから会ったら一発殴っとかないとな。
「どこにいるのかなー」きょろきょろ
「誰が?」
「さおちゃん」
「さ・・・!さおちゃん!?いてんの!?」
「うん、さおちゃんも彼氏と来るとか言ってたわ」
「まじか」
「さおちゃんも最近付き合いだしたのさ、多分聞いてると彼氏のやつさおちゃんのこと大好きだからクリスマスにディズニーとか浮かれてるわきっと」
「さおちゃんも彼氏できたんか、めでたいな」
「めでたいのさ、元カレにも迫られててめっちゃ三角関係だったからウケたわwww」
「いやそれウケへんやん、めっちゃ修羅場やん」
「そう、修羅場だった!さおちゃんめっちゃ凹んでた!!」
「えー」
「しかもさおちゃんの元カレ、まぁ顔はめっちゃいいからさー、あたしのタイプじゃないけどめっちゃイケメンだからそれ以上に今の彼氏かっこいいらしくて見たいさ」
「ほんまかー・・・モテモテな双子やな・・・かわええもんな・・・さおちゃん会うたことないけどまなみと双子なら絶対かわええもんな・・・」
「さおちゃんは美人系だよ。ほんとあたしモテすぎてこわい」
「自分で言うなや!ほんま怖いのこっちやからな!」
「大丈夫だ」
「あのきせってやつも俺はまだ警戒しとるで」
「いや黄瀬大丈夫常識人だから、彼氏できたって言ったら絶望してたwww」
「・・・きせ、不憫やな」
「でも絶望させたのお前だからなwww彼氏お前だからなwww」
「な!俺すごいわ!」
「すごいすごいwwwまぁさおちゃんはそのうち会うだろうしなんとかマジックいこー」
「緊張するわー、さおちゃんお姉さんやしな一応、ちゃんと挨拶せんとな」
「真面目かwww」
「真面目や!!そこは真面目にいこうや!家族に嫌われたないやん!!」
結婚するしな!!
と、あたしの手を握ってきたやつに 悪い気はしなかった。
結婚か・・・
そうか・・・
いい響きだな・・・(じーん)
それからなんとかマジックについて中に入った。
開場まで時間があったから、ミッキーの絵の下でのんきに写真撮って遊んでたんだけど
「あ、まぁちゃん!」
声がして 振り向いた。
「やあ!!!きみ!!」
「やあ!!やっぱり会ったね!」
「会うわそりゃ!きみもなんとかマジック見に来たんだね」
「うん、見に来たよ」
「白石どいつ」
「え、白石さん、この・・・」
「・・・」
「・・・」
あれ・・・
「白石さん、どうしたの?なんで固まってるの?」
「おい、けんやどうした?さおちゃんだぞ?挨拶すんだろ?」
「し、白石!!?」
「謙也!!?」
二人の声が響いて 周りの人がこっちを見た。
(おおお)
「ばかたれ!大声出すな!」
「す、すまん!え、あれ、ちょ、まって」
「え、え、うそやろ?謙也?謙也なんでここおるん、何してん」
「いや白石こそなにしとん・・・!?え、さおちゃんの彼氏ってお前か!?三角関係でもめたってゆー!?」
「ちょ・・・!!そこ大声出すなや・・・!」
「いや、ちょ、びびったぁ~・・・まじかぁ・・・・」
「え、二人とも知り合いなの?あ、まぁちゃんの彼氏さんですか?いつもまぁちゃんがお世話になってます」
「あ、ど、どうも、忍足謙也です、まなみさんと真面目にお付き合いをさせていただい」
「堅苦しいwww」
「ええやんか!ちゃんと挨拶させて!」
「白石さんのお友達とは思わなかったよ、びっくりだね」
「ほんまに・・・こいつ中学からの友達やねん」
「そうなんだ、ビックリするねほんと」
「さすが双子の我々、わはは」
「ちょ・・・さおりちゃんの妹さん全然似てへんやん・・・いや顔は似とるけど・・・」
「あ?」
「まなみちゃん、初めまして、白石蔵ノ介言います」
「白石うしろむけ」
「うしろ?」
「はやく!」
「こう?」
ガンッ!!
「いだっ!!!」
「ま、まぁちゃん!!なにするの!なんで蹴ったの!!」
「お前さおちゃん泣かしただろ、さおちゃん泣かした罪と前にディズニー連れてってくれなかった罪な」
「え、まだ言ってるのきみ・・・こうして来たんだからいいしょ・・・」
「いや根に持ってるよわたし」
「そうか・・・ごめんね、白石さん」
「や、え、ええねん、泣かしてもうたなら・・・俺に罪あるな、うん」
「ちゅーか白石、ほんまビビったぁー!お前何しとん・・・さおちゃんめぐって三角関係とか・・・」
「や、大変やったんやで・・・しかも相手・・・仁王くん・・・」
「!? マジか!?うそやろ!!」
「立海出身なんやて」
「ほんまか・・・世間は狭いわ・・・」
「ほんま恐ろしいで・・・」
「あ、開場したよ!なんとかマジック始まるから行くよ!!」
「ねぇ白石さんとまぁちゃんの彼氏さんお友達なんだったら一緒に座ろうよ」
「そうしよう、それがいい」
「てゆーか、きみたちすごい仲良しだね!おそろいの耳つけてポップコーンの入れ物とかも一緒でしょ」
「そうだよ、中に着てるパーカーもおそろいだよwww」
「すごいね・・・」
「ええな謙也!めっちゃ仲良しやん!!」
「お、おう、なんやろ、知り合いに見られるとごっつ恥ずかしいけど・・・」
「私昨日彼氏出来たって聞いたからさ・・・いつから付き合ってるの?」
「あ、12月入ってからすぐやで」
「えー、そうだったんだ。まぁちゃんいつも何にも言わずにいきなり彼氏作ってるから全然わかんないんだよね」
「え・・・(不安)(俺何人目や・・・)」
「さおちゃん、不安をあおるのはやめろwwwすぐ言いたかったけどきみ三角関係でもめて落ち込んでたから言えなかったんだよwww」
「三角関係強調しないで!!」
「仁王のがかっこいいと思うけど(まなみ基準)白石、確かにイケメンだな」
「でしょ!?顔はほんと過去最高だよ!!俳優含め一番だよ!!」
「え、顔はって・・・性格は・・・?さおりちゃん・・・?」
「なんか優しそうだしいいんじゃない?」
「え!ほんと!?きみに認められると嬉しい・・・!!」
「うん、さっき観察したけどいい人そうだから許すよ」
「よかった・・・!」
「いや仁王のとききみ緊張しすぎて全然うまくいかないしむしろよく2年付き合ったなって思ってたから今回はかまってくれるやつで安心したわ、蹴り心地もよかったし・・・」
「ほんと!?よかったよ!じゃあまた好きな時に蹴りなよ」
「きみ泣かしたら蹴るよ」
「!? おそろしい会話しとるな!」
「おもろいな!!白石の彼女と聞いたらなんや安心したわ!」
「いや、俺はいつ蹴られるのかヒヤヒヤするわ・・・」
「お前が選ぶ子なら間違いないな」
「・・・そーゆう謙也が好きになる子なら俺も安心やわ」
それからみんなでごはん食べたり ミッキーの家にいったり アトラクションのったり
最後に大きなクリスマスツリーの下で写真撮って 楽しく遊んだよ!!
さおちゃんの彼氏がいいやつでよかったよ。
楽しいクリスマスを過ごせてよかった!
(男性陣は少々不満なようでしたがw)
(私とさおちゃんは大いに盛り上がったからよし!)
めでたしめでたし☆